ハイブリッド・ダイエット

【ハイブリッド・ダイエットとは】

ケトジェニック・ダイエットをデフォルトとして、数日間または数週間に1食の炭水化物/糖質を摂取するダイエット(食習慣)です。

 

【目的】

原点に返ることです。

昨今世界的に見られる現象で、わかりやすいように日本の例を挙げれば、糖質制限肯定派は糖質を過剰に嫌悪していますが、その根拠となるものはむしろ科学的、理にかなったものであり、片や否定派は感情的で旧習に固着して、ひねくれた批判、または木を見て森を見ない反論を繰り返しています。

また一部の糖質制限肯定派内でも、狭隘な感情的人脈の繋がりが村八分制を引き起こし、一見してカルト的なその体質に対して、仲間外れにされた人達は否定派に反転し、感情的に批判や揶揄を繰り返す傾向が、時々見かけられます。

しかしながら、ここで人間の感情のヘドロを忘れ、冷静に人類がいかに過酷な条件下で生き残り、進化を遂げてきたかを振り返り、万物の霊長と自負する人類史を築き上げてきたかを見つめ直して頂きたいのです。

 

人類はアニマルベースフードで生き残り、進化をしたのです。

300~400万年前に現れた二足歩行の猿人・アウストラロピテクスは、ほとんど草食だったようですが、300万年前から地球は氷河期になりました。

氷河期の食事は、肉や魚のアニマルベースであったことは想像に難くないことと思いますし、議論の余地は無いと思います。

この期間に人類は直立原人ホモエレクトスとなり、脳の容量は猿人の2倍に膨れ、身長も現代の我々ほどに伸びました。

この原人は火と道具を使いはじめました。

ホモサピエンス(旧人類)が現れる前に、数万年ほど温暖期に見舞われ、植物、動物が増えたと同時に原人の人口も増えたようです。

そして、再び氷河期に突入して10万年ぐらい経ってから旧人類が出現しましたが、この旧人類は我々よりも脳の容量が幾分多く、身長も高かったようです。(人類史年表)

氷河期の終わりごろから人類の脳容積が減り、身長も低くなり、農耕文化が起こってからは、その減少が顕著になったようです。

このことから原点とは、約300万年間の人類史を見て想像が膨らむと思いますが、不食です。

その次にやっと手に入れたアニマルベースフードのことであり、次に植物が手に入れば入っただけ食べていたということでもあり、食事を求めて歩き、走り、よじ登り、投げ、打ち、押し、引く等々の諸々の動作、運動を加えた、現生人類がしていたであろう狩猟採集の生活習慣のことであります。

 

【糖質肯定論】

また、氷河が溶ける時代の人類は、1年の半分以上は肉や魚などのアニマルベースであったと言われていることからケトン代謝であり、残りは野菜や果物、穀類を豊富に摂った糖代謝であり、その2つの代謝を我々が継承しているのは、隠しようの無い事実であります。

しかし厳密に言えば、人類進化史の大半はケトン代謝であり、炭水化物無しで生き残ってきた記録から、敢えて糖質を摂る必要は無いのですが、ここで無感情な冷たい理論の目と、逆に感情的に全てを否定してしまうカルト的短絡さで、無謀な決断を下したくは無いのです。

 

ここで再び、人類史の近代の食文化を振り返ってみますと、いくつかの食品に関して、人類は芸術的な高みにまで洗練させた、功績の数々を発見できることと思います。

糖質をふんだんに使用したスイーツや伝統料理は、時として視覚・嗅覚・味覚だけではなく、心地良い思い出などの遠い記憶を呼び覚ましたり、未来への夢の色を濃くしたりと、全ての感覚を刺激し、心に潤いをもたらすこともあるわけです。

これこそ芸術であり、他の動物には真似のできない、人間美の一つの骨頂であると思うのです。

そこで、この文化的、芸術的視点から判断して、タライの水と一緒に赤子を流すことは避けたいのです。

フランス菓子やキッシュ、ベルギーのチョコレート。

本場イタリアのピザやスパゲッティ、ラザーニャ、ボロネーズ。

マッサーラやコーマなどのインドカレーと、サフランライスとナン。

ラーメン、肉まん、餃子、日本の寿司やお好み焼き、たこ焼き、不二家のいちごケーキ、プリン等々。

これらは、この世にとっての宝、癒し、芸術、文化で残すべきものであると思うのです。

そこで、普段はケトン代謝で細胞をリセットし続けていれば、たまにマクドナルドやKFCに行ったぐらいで、病気になるはずはない

 

【ハイブリッド】

知っての通り、現代は糖質過剰で、運動不足、しかも自然に逆らい破壊を及ぼすという、これまで歩んできたことと真逆な方向を露呈しているわけであり、同じ人類同朋の警告の叫び声が増えだしている騒がしい世の中であります。

そこで、ほとんどの人が持って生まれた2つの代謝に白黒をつけるのではなく、柔軟さを持たせて融通の利く、ケトン代謝↔糖代謝の切り替かえしを利かせることは、我々のDNAにとってもごく自然なことであり、今後に続く遺伝子にもなんら害は及ばさないと思うのです。

人類のDNA自体が、ネアンデルタール人やデニソワ人、またその他不明なものが混じった雑種であることから、代謝もケトン体とブドウ糖の雑種=ハイブリッドであっても不思議ではない。

 

【理想】

このハイブリッド・ダイエットによって、バランスの取れた天然の食生活を学び直し、復興させることから、数百年ほどの短期間に作ってしまった悪習慣を修正し、皆がもっと健康になって、浮いた国の医療予算をエコ化や教育、農畜産へと貢いで、安心した快適な暮らしが得られるのではないでしょうか?

これが理想図でありますが、現実は個人的なレベルから厳しいものがあります。

まず、個々人それぞれに個性があるように、体質や代謝にも個性があります。

糖質を食べて太りやすい人もいれば、いくら食べても太らないGenetic Freaks 遺伝的変種とボディビル・フィットネス界で羨ましがられる人もいます。

それと同時に感情もそれぞれで、甘いものが好きな人もいれば、食べなくても構わない人もいます。

そこへもってきて、体質的に太りやすく甘党であったなら、つい吾人のように糖質摂取の量や回数が増えてしまうこともあります。

つまり個々人によって時にはコントロールが必要であり、糖質量の限度をわきまえることを知るにも少々時間がかかります。

 

【炭水化物の種類】

お勧め順

1.レジスタント・スターチ(難消化でんぷん) 

2.低GL値の糖質;茶色(全粒粉)の炭水化物。蕎麦、玄米など

3.精製された炭水化物;白米、パスタ、麺など

 

 

【組み合わせ】

1.I F; 一時的断食 

2.SKD、TKD、CKDの3種類のケトジェニック・ダイエット 

3.運動

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