植物繊維

【残飯処理】

8月12日~18日の週は魚食に徹したかったが、結局ハイブリッドダイエットであった。

その先の週末に、娘と娘の幼なじみの友達が来たので、普段より多めに食材を購入したところ少々余ってしまい、その残飯処理に徹したという経緯がある。

月曜に鶏のモモ肉1キロを醤油と生姜・ハチミツで煮込み、ゆで卵6個を加えて一晩寝かせたが、ゆで卵にはちょうど良かったのだが、鶏肉に対してはかなり塩っ辛い味付けになってしまった。

で、火曜に娘が、蕎麦が食べたい(というよりも、「久々に蕎麦を食べたいかい?」と誘導した)というので、煮込みに揚げ出し豆腐とパクチョイ、吾人用にワンタンを加え、お湯を付け足した。

と聞こえは良いのだが、なにを血迷ったのか2リットルもお湯を加え大鍋満タンとなり、せっかく煮込んだ鶏汁なので捨てるのはもったいないと、その後2日かかって処理するはめになった。

水曜の弁当に鶏モモとゆで卵・ワンタン汁、夕食は鶏肉が無くなったので、燻製サバとエビ・冷や飯を混ぜて雑炊にし、木曜の弁当は具だけ、夕食は残り汁にタラとエビと卵を混ぜ、やっと処理できたという始末。

傷む寸前だったのだろうか、木曜の晩に久々柔らかいモノを処理した。

と、ここでまた思考が脱線したのだろう、ステントを入れてから腹筋運動を全くしていないので、腸内になにか引っ掛かっているかもしれないと思いこみ、金曜の帰路ギネスを買って金曜と土曜の晩に飲んだ。

ギネスはカロリーが低く鉄分も豊富(と言っても、卵1個分の足元にも及ばない微量であるが)、殊に便通が良くなるので、何年ぶりかで黒ビールを飲んだ。

正直言って、クスリを飲むような感覚・心構えで、以前のように楽しむ気分は微量であった。

で、土曜と日曜の朝は快く処理したが、予想していたほどではなく、いつも通りの内容であったことから、これまできちんと体内の残飯処理はできていたのだと、改めて吾人のダイエットに満足したものだった。

と言うことで、今回は臭く汚い話題になるかもしれないが、これまで鍛えてきたブンピツ力を発揮して、なんとか文学的に処理していこうと思う。

 

【におい】

先週は睡眠の勉強をして、今週も前回の「睡眠と魚食」の続きを投稿する予定であったが、かなり啓蒙的な週であったので、睡眠と別に学んだことを復習するつもりでこの記事を綴っておきたい。

まず、月曜にフェイスブックの友達Tさんから、ケトン臭についての質問を受けた。

Tさんはケトン人歴4年と、2年ソコソコの吾人よりも先輩であり、体臭や口臭を含めたケトン臭を体験したことが無いとのことで、若輩者の吾人はくさいか…ではなく、「ケトン臭の体験があるか」との質問であった。

質問の応えとして、娘に訊いたところオヤジに臭いは無いと、我ながらホッとしたものであった。

一般に言われているように、吾人も漏れなくケト適応期に口臭があったことは、自身気付いたことがある。

また、2型と診断された頃、毎日シャワーを浴びていても、両脇の下から甘ったるいような臭いが漂っていたことに気付いていたが、メトホルミンを摂取してから、この脇の下の臭いが消えたことにも気付き、主治医にこのことを話したところ、ゲラゲラと大笑いされたことがあった。

あれから2年余、ケトン代謝の時には臭いは無く、糖代謝の時には臭いがすることに気付き、特に右側から臭いが発し、汗ばむような日にはワキガのような臭いになることを発見した。

また、糖代謝時にトレーニングをしてタンマリと汗をかくと、自身で気付くほどの臭いがするが、シャワー後又は翌日には臭いは無く、ケトン代謝時にトレーニングをすると、汗の量が少なく臭いは無いが、肉を大量に摂取していた頃は、汗を吸い込んだシャツが翌日にはアンモニアの臭いになっていたこともあった。

西欧のカーニヴォー実践者が言うところでは、肉食適応に長くて6カ月はかかるようで、その間に汗が臭うことがあるようだが、完全に適応すればアンモニア臭も消えるとのことだ。

 

さて口臭に関しては、結石前に重曹について調べていた時、口臭は口内環境が酸性の時に、悪玉細菌が増えて臭いを発することと、水分不足が口臭原因のほとんどのケースのようで、重曹と塩を混ぜた粉を歯磨き粉として使用すれば、臭いが消え口内環境が清潔になるとのことで、それ以来市販の歯磨き粉は使わずに、重曹と海塩粉を使用している。

効果の程は、市販の歯磨き粉の時は、昼食後や夕刻にはくさいかなと感じることが毎日であったが、重曹に変えてからは、夕刻の口内の居心地悪さが無くなった。

市販の歯磨き粉は、磨いた後はスカッとする爽快さが数時間残るが、重曹粉は、しっくりとした爽快さが1日中持続することを感じている。

 

【ガス】

先週の仕事はペンキ塗りばかりで、おかげさまで睡眠に関するオーディオブックとポッドキャストを聴きまくることができた。

そこで、「そう言えば、そうじゃのォ」と感心し頷けられる発見があった。

それは、ガス排出についてである。

肉食の時にはガス漏れが無かった。

糖質や野菜を食べていた時にはガスが爆発していた。

このガスの原料は食物繊維だ。

以前にも紹介したが、オーストラリアのポール・メイスン博士が、このことを指摘しただけでなく、便秘や下痢などの原因にもなり、かえって腸に負担をかけていると報告している。

 

現在、腸は第二の脳と言われ、腸内細菌には善玉と悪玉があり、善玉を増やすためには食物繊維が必須というのが常識である。

そして善玉細菌は食物繊維を分解し、発酵させ、短鎖脂肪酸に変えて各器官へのエネルギー供給をする。

しかも、食物繊維は便通を良くする。

だから、食物繊維は必要だと当たり前なことになっている。

このことに関して、アメリカのポール・サラディーノ博士は、腸内細菌に関しては未だ緒に就いたばかりで、思っているほど我々は充分に理解しきれていないし、植物繊維に関しての研究報告は見たことがないと強調している。

吾人の経験として、3日断食と5日断食後には、アニマルベースの食事から再開した。

この断食期間中に、ほとんどの細菌は死に微量な強者が生き残ったと想像する。

その状態でアニマルベースの食事が注入され、2日後にはきちんと出てきた。

この間ガスは無く、植物繊維の無い環境でありながらも、スッキリと排泄された。

では短鎖脂肪酸はどうか?

短鎖脂肪酸は、腸内細菌が生成する以上に、比べ物にならないほどアニマルベースには含まれているものだ。

サラディーノ博士のポイントを浮き彫りにすれば、肉食時に存在する腸内細菌の人口が適切な細菌人口であり、短鎖脂肪酸は肉から素早く大量に得られるので、なにも細菌に頼って消化・発酵させる手間ひまは必要なく、おまけにガスまで発散されて不自然である

無用の長物であるということだ。

大体人間の腸は、ゴリラやチンプよりも小さく短い。

また、肉自体は繊維なので、その繊維量が適切な細菌量を維持していると言えるかもしれない。

この物質的証拠を基に、理論的に栄養摂取を検討すれば、食物繊維は叫ばれているほど重要ではないと頷けられるのであるが、皆さんはどう思われようか?

 

【便秘】

カーニヴォーでは、ほとんど便秘で悩まされる人がいない。

しかし、ケトジェニックでは時々便秘で悩まされる人がいる。

個人的には、時々2日ぐらい出ない時もあるが、排便は常に保証されているので便秘ではない。

便秘と言うのは2・3日出ないというものではなく、4日5日と出ることなく痛みに悩まされることを言うのだそうだ。

先のメイソン博士いわく、ローカーボダイエットでの便秘の原因は、食物繊維の摂りすぎだそうだ。

糖質主食の便秘の原因は、水分不足や運動不足、食物繊維不足、果てはビタミン・ミネラル不足を指摘する人もいるかもしれないが、その逆にメイソン博士のように「過剰」を指摘することができないであろうか?

つまり炭水化物過剰だ。

植物繊維はマクロ栄養素では炭水化物に属する。

炭水化物は糖質と繊維で構成されており、英語ではCarbohydrateであり、ケトジェニックはローカーブ;Low Carbで糖質も繊維も含めた総称を用いている。

アトキンス博士は、ネットカーブという概念を築いたが、これは炭水化物から繊維と糖アルコールを抜いた(繊維-糖アルコール=ネットカーブ)数値で、日本で唱える所の糖質とほぼ同義語であろう。https://www.atkins.com/how-it-works/library/articles/what-are-net-carbs

さて、知っての通り必須炭水化物などは存在していない

つまり、この意味することは必須植物繊維など存在しないということである!!

 

ティム・ノークス裁判で弁護に立ったイギリスのゾーイ・ハーコン;Zoe Harcombe(博士は、食物繊維は必須ではないときっぱり断言し、2012年に東洋で行われた研究をポロッと紹介している。https://perfectketo.com/064-rewriting-dietary-guidelines/ (55分目頃の意見)

その研究は中国で行われたもので、「便秘に対する食物繊維の影響:メタアナリシス」と題するもので、結論として;

「食物繊維の摂取は、便秘患者の排便回数を明らかに増加させる可能性があります。 それは明らかに便の一貫性、治療の成功、下剤の使用および痛みを伴う排便を改善しません。(グーグル翻訳)」

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3544045/

つまり、食物繊維は排便回数を増やす割には、便秘の解消にはならないということである。

進んで2016年の研究を見ると、高粘度の可溶性繊維は、コレステロール低下と血糖コントロールの改善に大きな効果を及ぼすようだが(最近FBで沸騰しているβグルカンの類い)、非粘性の可溶性繊維と不溶性繊維には、これらの効果は無く、発酵性の可溶性繊維には下剤効果は無く、一部の繊維は便秘の原因となると細かく分類している。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27863994

しかしながら、これらの炭水化物はもとより必須ではなく、次の項で述べるが、必須でないものを主食にしてきたが為に、便秘以上の問題を提供している現実を見落としてはならない。

もちろん、吾人も個人的には好きな野菜もあるし、コーヒーや生姜、ハーブなど毎日のようにプラント由来の食材を摂取しているし、ある程度の食物繊維の利点も否定はしない。

ここでのポイントは、アニマルベースだけのダイエットは便秘が無いという事実と、ミックスダイエットは食物繊維を摂取しても詰まるという事実の違いであると共に、必須食物繊維などは無いとの現実である。

そして、我々が聞かされ信じているほど、植物繊維は大事ではないとのことで、吾人も過去はそうであったが、大きなボールにサラダや1日5色の野菜などと、神経質に野菜摂取を気にしなくても良いとのことで、次の項で更なる理由を述べよう。

 

 

【ブルーゾーン神話】

ブルーゾーンは世界中で、100歳以上の人口が多いという地域のことであろうが、勉強したことがないし、勉強しようとも思ったことがない。

沖縄が、このブルーゾーンの一つと聞いて、「やっぱり」と頷き、うれしい思いもあったが、MEC食の渡辺信幸医師のテレビ放映をユーチューブで観て、その後渡辺医師の最初の書籍を読んで、ブルーゾーンに対して常にクエスチョンマークの旗がなびいていたのだ。

渡辺医師によれば、以前に沖縄は日本一の長寿県であったが、2000年から下落し、2012年では日本一肥満の県となっていた。

しかも、「人口透析の新規導入でも全国一位」と、これのどこがブルーゾーンなのかと腑に落ちなかったのだ。

しかも、渡部医師はきっぱりと、

「沖縄県民に肥満や糖尿病が急速に増え、都道府県別平均寿命の順位を下げた原因が何かといえば、肉食から草食(穀物・菜食)に変わってしまったから」(『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』渡辺信幸著、講談社、2014年 より引用)

と、断言しておられる。

そのような状態の沖縄に、ブルーゾーンの太鼓判が押されたのは2005年のことだ。

https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/283738/122700046/

ブルーゾーンの長寿・健康の要因として様々なものが挙げられるが、食事の基盤はプラントベースであることだ。

ここで、渡辺医師の現地の言葉とブルーゾーンの机上の言葉…違いがはっきりしているであろう。

 

つい最近、オーストラリア国立大学のソール・ニューマン博士;Saul Newmanが、ブルーゾーンは現実の統計と一致していないと、学術的に指摘した。

https://www.rnz.co.nz/national/programmes/sunday/audio/2018708179/dr-saul-newman-debunking-the-blue-zone-longevity-myth

サルデーニャ、沖縄、イカリアの「ブルーゾーン」は、全国平均に比べて低所得、低識字率、犯罪率が高く、平均寿命が短い地域であり、出生証明書の欠如なども見られ、当てにならない調査であると言うのだ。

 

驚くことは、このブルーゾーンを始め、世界に影響を及ぼしたアメリカ産の「食生活指針」、アンセル・キーズの「コレステロール神話」、ヴィーガンの商売妨害などは全て繋がっていることだ。

穀物産業や砂糖産業が裏にいると拙著『ケトン人』で指摘したが、実は更にこの奥に精神的基盤という厄介な原点が存在していた。

つまり「エデンの園ダイエット」を普及させようとしている人たちが、現今の栄養学、健康食を押し付け、常識化して、翻弄しているということである。

このエデンの園ダイエットは果物、野菜、ナッツだけと言う、生化学を無視したおとぎ話の夢ダイエットで、たちの悪いことに、医学や看護のテキストブックの制作も手掛けたほど、権力・金銭を持った集団である。

この集団は、イルミナティやらフリーメイソン、ロックフェラーなどの類いではなく、19世紀にアメリカで創設されたキリスト教集団で、彼らの密集地域もブルーゾーンに(もちろん)選ばれている。

その教団はカリフォルニア州ロマリンダの、セブンスデーアドベンチスト教会のことである。

これは陰謀論ではなく、現在沈黙を破ろうとしている歴史である。

吾人は、ここで権力と資財を握ったグループを分けて述べていて、なにも全ての信者を悪者に挙げるつもりはない。

一般的に信者は菜食主義者であっても他人のダイエットには寛容であり、とても親切で善良な人たちであると聞いている。

そこで一般信者と立て分けた上で、過去のこの教団の一部、現在の権力者たちが、現今の問題だらけの食常識を築いたことは無視できない史実であり、我々には知っておく権利があり、この集団も事実をきっぱりと公言している。

草創の志は、かれらの信じることを拠り所とした純粋さがあったのであろうが、時を経るごとに理想と分子化学との間の亀裂が顕著になり、やり直しが難しいほどに組織は巨大となり圧倒されるほどの連携網を築き上げていた。

理想と現実のギャップを埋めようとするのなら、吾人のような田舎者がこのようなブログを執筆せずに大人しくしているのだが、強引に不健康な理論を押し付け、押し付けられた大半が疑うことなく受け入れ、無知な病人長寿の未来構築に協力している現状に、一種憤慨を感じるのだ。

更なる詳細は、来たる『ケトン人3進化編』にて紹介させて頂く。

 

ところで、彼らが現在ご印籠としているのが「食物繊維」である。

食物繊維?

ヘルシーフードの看板文句であり、甘ったるい朝食の箱には常にこの言葉が掲げられている。

また、いくつかの研究も、彼らの趣向を満たす傾向にあることを忘れてはならない。

 

【EAT- Lancet】

今回の記事を執筆中に、タイミングよく関連あるニュースが流れたので、最後に付け足しておく。

「赤ちゃんに十分な食事を与えず、重度の栄養失調に陥らせたとして、豪裁判所は22日、30代のオーストラリア人夫婦に300時間の社会奉仕命令などを言い渡した。夫婦は、動物性食品を一切口にしない「ヴィーガン」で、赤ちゃんに同様の食生活を強いていた。」

「現在3歳の女児は、1歳7カ月当時、深刻な栄養失調の影響で生後3カ月のような見た目だった。

オーツ麦やじゃがいも、トースト、米が与えられていた女児は、昨年3月に保護された際、歯が生えていなかった。」

(「赤ちゃんに「ヴィーガン食」強いた夫婦に社会奉仕命令 豪」BBC,より引用)

https://www.bbc.com/japanese/49434367?SThisFB&fbclid=IwAR0u9YmMwR3kGWxBZNbssBJfXJqMa1_WJmx9JMleeUvBqLM8pXaRPo5AKbA

 

これまで強調しているように、アニマルベースとプラントベースの栄養分の違いが、はっきりと見られた惨事であった。

あのWHOでさえ;

「幼い子供は、できるだけ頻繁に肉、鶏肉、魚、卵などのさまざまな食品を摂取する必要があります。」https://www.who.int/features/qa/57/en/

と勧告しているほどである。

 

今年の1月、EAT- Lancet というヴィーガン・プロパガンダが発表され世間を騒がせた。

このレポートの趣向は、動物性食品を否定して野菜・果物・穀物を主食とすることが、人々を健康にするだけでなく、地球環境を継続可能にすると言うのだ。

「エデンの園ダイエット」である。

このレポート発表当初、WHOは耳障りの良い目的に協力の姿勢を示していたが、今年の4月にその姿勢を改めた。

「世界保健機関(WHO)は、「惑星の健康のための食事」であると宣伝されているEAT-Lancetダイエットのサポートを廃止しました。」(「WHO withdraws endorsement of EAT-Lancet diet」nutrition insightより引用)

https://www.nutritioninsight.com/news/who-withdraws-endorsement-of-eat-lancet-diet.html

 

畜産業を削減することがメタンガスを減らし、温暖化に歯止めをかけるとも聞いたが、日を追うごとにそれも間違いであることが、理論的に指摘され出している。

先に紹介したゾーイ・ハーコン博士へのインタビュー・ポッドキャスト内で、現実問題は、穀物や野菜のために使われている広大な土地の栄養素が皆無に近い状態で、そのまま強引に使用を続ければ土壌の質が枯渇して、地下水に混じっている塩分を吸収する羽目になり、植物が一切育たなくなる砂漠と化してしまうとのことである。

その惨事を回避するためには、作物収穫後に草を生やして家畜の放牧をし、家畜の糞便をウンとさせること。

その糞便が肥やしとなって、土壌内の栄養分が再生されるのであり、ひと昔前の農業は、このエコロジーサイクルを繰り返してきていたのだと言う。

このサイクルを取り戻すことによって、地球を継続可能にするだけではなく、遺伝子組み換えの作物を停止可能にして、人と家畜が不自然な食材を摂取することが無くなり、家畜はほとんどがグラスフェッドとなることによって栄養分が高まると同時に、その後に栽培される植物も充分に栄養を土から得られるという理論だ。

 

では地球の温暖化はどうか?

吾人は温暖化よりも小氷河期の到来を心配している。

温暖であれば植物が育ち動物も生きられるが、氷に覆われれば人類の大多数が餓死する羽目になろう。

結論としては、牛を増やすことが、この星と生物を救うことになると信じている。

『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』渡辺信幸著、講談社、2014年 (BOOKSHOPへ移動)
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