より良い代謝を(12月5日)

Irish Independent参照

「齢をとるごとに体重が増える最大の理由は、新陳代謝とはなんら関係が無い」との見出しの記事を見つけた。

齢をとれば、または30を過ぎると、日に日に新陳代謝が減るので肥満になるとの通説だが、最近のデータでは齢をとると運動不足になるので、代謝は減るのではなくゆっくりまたは不活発になるとのこと。

そして啓蒙的に、3段階のカロリー燃焼=代謝を説明してくれた。

  1. Thermic effect of food=食物の熱効果
  2. Physical-activity expenditure=身体活動による消費
  3. Excess post-exercise oxygen consumption過剰運動後の酸素供給

緑茶やカフェイン、辛子などは体重に影響を与えるほど代謝を増大はさせないし、筋トレで高カロリー消費は神話であると言っていた。

運動としては歩くか走ることが最適とのこと。

安静時代謝の比率は、脳は20%、次に心臓15-20%、肝臓15-20%、その他の代謝比率は腎臓や肺、各器官に割り当てられ、筋肉には20-25%の比率しか残されていないと。

結論として肥満を避けるには、少量の健康的な食事をとることと、お腹が減った時にだけ食べるとのごもっともな意見。

 

現在、本サイトの「ケトン革命」執筆の資料調査に余念がないのだが、勉強する度につくづく憤慨してしまうのが、一部の科学者たちはまるで自分が最高者・神とでも思っているのか、目の前に出された一点の結果だけを見て、俯瞰的な全体像を見ることなしに、1つの小さな結果をあたかも全体の結果のように断定することだ。

筋トレの常識では、二頭筋や三頭筋などの一部に集中したトレーニングは、脂肪燃焼やカロリー燃焼を増大することにはならず、Compound Movement=複合動作と呼ばれる運動、つまりベンチプレスやスクワットなど、複数の筋肉を使う運動が代謝を高めると言われている。

それと同時に、HIIT=ハイ・インテンスィティー・インターバル・トレーニングも上の複合動作の筋トレと同様な効果を与える。

よって筋トレはコレステロールとは違って神話ではないのだ。

 

上の研究調査の対象になった人たちは、どれほどの運動量のある人たちかはわからないが、年齢40歳以上の男女ボディービルダーやフィットネスモデル1000人を対象に調査をすれば、少し違った結果が出ることは目に見えている。

一時は筋肉が落ちたアーノルド・シュワルツェネッガーなど、現在70歳でも常人以上の筋肉を回復・増加させたことは、筋肉は死ぬまで太くすることができるという証明であり、人体の限りない可能性を万人に示してくれている励ましともなろう。

 

科学者は、結論に焦るのではなく、調査結果をより良く代謝させてから公に発表してもらいたい。

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