熱波(6月26日)

The Irish Sun より

https://www.thesun.ie/news/2759966/irish-weather-forecaster-officially-heatwave/

 

今朝25日の6時に、黄色い旗の熱波警戒令が公式に発表された。

この警報は金曜日の午後9時まで続くそうで、日増しに温度が上がっていくとのこと。

平均で20∼27度とのことで、所によっては30度を越すほどで、日本人にしてみれば思わず吹き出してしまうほどの熱さであろう。

熱中症なるものが登場する、はるか以前に日本を出た吾人にとっては、その恐ろしさは想像の域を出ることができないし、アイルランド人にしてみれば熱中症さえ知らない。

 

しかしながら、ヨーロッパの避暑地に住み慣れた者にとっては、30度前後は異例の気温で、アイルランドではこの異常な暑さに対して、様々な警告が成されている。

例えば、水の事故に気を付けることや脱水症状、日射病、紫外線など、古き良き日の日本のような響きだ。

また別な注意事項では、この陽気の良さに子供たちが外で遊んでいるので、運転する人は子供の飛び出しや自転車に気を付けることや、花粉症や喘息がひどくなるかもしれないとあった。

自然と誰もが、前代未聞の好天気に浮かれ気味になるところを、「気を付けろ」と注意勧告するのは、やかましいと思うより、逆に感心してしまう。

賢人は安穏な所にいても、危険が起こりうることを心に留めているとの格言があるが、天気予報は常に天を見つめているからか、天から下ったような言葉を残してくれる。

 

しかしながらマスコミは、注意勧告を一度喉に通してしまえば、あとは浮かれムードのニュースを盛り上げ、楽しめと仰ぎまくる。

今年は、嵐、寒波、雪にまた嵐、そして熱波と、気候の狂いは一目瞭然であるが、誰もこれを取り上げ深く考えることはせず、眼前の好天気を楽しむことに全力を注いでいる。

ひどい冬には暑い夏が来ることを農夫たちは口を揃えていたが、農夫が一番に冷静に天候の変化を受け止めているのではあるまいか。

家畜の水の供給や、大地が乾き過ぎて育ちにくい穀物があったりと、今後全国的に押し寄せてくるであろう水道水制限以上の深刻な打撃を受けるのは、食を提供してくれる農家の人たちが最初であり、多大である。

うちの近所では、ハリエニシダが燃えているし、山火事も恐ろしい。