2021年1月23日
アイルランドは正月前からロックダウンとなり、レストランやジム、散髪屋さん等は閉店となり、今年に入ってからは更に監禁令が強化され、学校も開校せずにズーム授業が行われています。
ほとんどの店は閉店状態で街には人通りも少なく、警察の検問がちょっとした渋滞を起こすぐらいで、交通事故さえも珍しい状況です。
自分は幸か不幸か毎日出勤していますが、仕事の無い人たちは国から週350ユーロ(約4万4千円)の手当てが支給されています。
福祉がうらやましいほど整っていると思われるかもしれませんが、実はこのコービット手当てを受けた人は、将来、家のローンは組めないと知らないうちに銀行がルールを作ってしまいました。
コロナ禍=共産主義化とネガティブに捉えてしまうのですが、単なる錯覚であってほしいと祈っています。
日本も非常事態状況のようで、この監禁期間中にユーチューブを観たりして、運動を始めた方もいると思いますが、運動量は疲れを残さない程度にすることをお勧めします。
運動中は免疫力が落ちますし、疲れを残せば更に感染しやすい状態に身を晒すことになります。
自分の場合、毎日コツコツと腕立てや懸垂、スクワット、7分タバタをしたりしなかったりする傍ら、週に3~4回、毎回20~50分ぐらい、その日のエネルギーレベルやモーチベイションレベルに合わせて、ケトルベル、ダンベルを使用した筋トレを行っています。
そして、なるたけ追い込まないようにセット数を2セットに留めて、運動種目量を増やしています。
最近発表された「加速度計で測定した身体活動量および摂食時間と全死因死亡率との関連:44,000人以上の中高年個人を対象とした調和のとれたメタアナリシス」によると、1日約8~10時間座りっぱなしの生活をされている方は、1日あたり約30〜40分の適度~高強度の運動をすることによって、死亡リスクの関連性を弱めるとのことです。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33239356/
ウォーキングや強歩は毎日でも構いませんが、慢性的なジョギングは筋肉量を減らして体脂肪を蓄える体質になりますので、週に1~2時間と制限することをお勧めします。
また、減量に関しては、9割以上は食事です。
運動は健康や減量の燃料ではなく、潤滑油と認識しておいた方がよろしいかと思います。